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- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: コミック
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- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/04/28
- メディア: 文庫
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・中学生の時にずっとひっかかってた部分があって、それは『8歳くらいの女の子がビール3杯くらいの値段で体を売っている』ってところで。まあ、中学生の俺は性交渉のことすらよくわかってなかったのもあるんだけど。
・その時に思ったのは『日本で死ぬってけっこう難しいよね』ってのと『俺はその苦しい思いをしている子に何かしてあげられるんだろうか?そもそも何かしてあげていいんだろうか?』っていうことです。割とこの読後感を鮮明に覚えてる。
・今読んでどう思ったのかって言うと、『目の前にそんな子がいて、言葉を交わしたら、どうしても笑顔を見たいって思ったら助けてもいいんじゃないか、助けなくてもいいんじゃないか』っていうことです。
・人を助けるって超難しいからね、助けない方が良い場合もきっとある。しない善よりする偽善、ってよく聞くんですけど、善とか偽善とかそもそもどっちでもいいよね、やるって決めたらやる、やらないって決めたらやらない、しかないんだと思う、選択に対して意思を込めるってことくらいしか出来ないよね。
・周りにいてくれる人の笑顔は積極的に見に行きたいって思ってるけどねえ。
・僕は無理してまで人を助ける、ってことが多分出来ないんだと思う、自分の命を捨ててまでってのは出来ない。だから、無理するよりは、自分のキャパを大きくする努力をして、それで出来るだけたくさんの笑顔を見れればいいかなあって思う。だから、金持ちになった方がいいんだ、俺は余裕を持たないと駄目なんだ。
・人の価値観を変えるほどのことは出来ないし、したくないし。
・って、やっぱり、今でもまだもやもやするな。大人になってから読んだのに、はっきりと言えないなんてなあ。
- 作者: 田宮俊作
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
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『儲けるなということは損するなということです』
・ものを作るっていう楽しみは確かに消えて欲しくないよね。便利になると、はしょるからね。