美味礼賛

美味礼賛

辻調理師専門学校創始者の辻さんの人生を描いた小説『美味礼賛』を読み終えた。とても面白かった。その中で一番心に残った言葉は「一流の料理人とは舌の記憶の確かさである」です。

・どんなに技術が凄くて経験豊かでも舌の記憶が無ければ一流の料理は作れない。舌の記憶、とは『最後の味を知っている』ということ。最後の味、というのは料理が出来上がった時の味。食べ歩きしなさいよ!ってことだね。

・僕は一流の料理人になる気はないけれど、安くて美味しくて気軽に楽しめる料理を発見(カッコ良く言えば創作、おこがましいって思うけど)することに関しては一流になりたいなあって思った。

・食べ歩きするんだ!勉強だ!それは同時に俺の人生の最高の楽しみでもある!

・勉強って意識もあれば贅沢費じゃなくて経費だよね。貧乏人だから、金に糸目をつけてしまうんだ。

この「社則」、効果あり。 (祥伝社新書)

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・とても面白い本でした。この本を読んだ後、仕事で会社に対してとても憤りを感じたので、やっぱり俺は人に喜んでもらえることを第一に考えた会社作りをしようと思いました。

・働いている人が幸せになれない会社なんて何の意味があるんだ。