17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義

17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義

神様っていうのは絶対的な存在っていうのが一般的かなあって思うけど、どう考えても日本人にとっては相対的だよね。神様って人生の先輩みたいなもんだよね、っていうことを前の日記に書いた。だから、神様はたくさんいていいし。イチローすげえーっていうのと、神様すげえーって、同じニュアンスで言えるもんだ。

・歴史を勉強したりしてると、二十歳ぐらいまで『神様って何なんだ!』って悩むじゃないですか、それが青春ってもんじゃないですか。

・で、仏教やキリスト教イスラム教やら何やら読むじゃないですか。

・ちなみに僕が一番好きなのは浄土真宗、あと、禅。

・好き、っていう言い方ね、信じてる、じゃない。

浄土真宗が好きなのは糸井重里さんと吉本隆明さんの『悪人正機』を読んだからです。たんにしょうも読んだ。

・禅が好きなのは、枯山水が好きだからです。世の中を『止めて観る』って考え方、瞬間を切り取る、写真を見るのが好きなのと同じですね。

・僕は『神様』をどう考えてるかと言うと、呼び方を変えるようにしました。

・ほら、神様ってたくさんいるじゃないですか、イエスもそうだし、仏陀もそうだし、八木や桧山もそうじゃないですか。

・なんて呼ぶかって言うと『先輩』って呼ぶようにしてます。神って重いし、ギャグにしか聞こえないし、僕らの世代にとって神様って言えばナメック星人だし。

・先輩からたくさん学ぶものだしね。先輩に意見を言うことも出来るしね。先輩だったらたくさんいてもいいしね。

・まあ、別に『先輩』って呼んでないけど。神でも先輩でもどっちでもいいや。感覚的には『先輩』でいいかしら、っていう。

・ああ、時間が無い。

・もっとアウトプットしておきたいことたくさんあるんだけど。

・あと、ゾロアスター教の二元論についても。天使と悪魔、っていう、切り離せない存在の考え方。おもしろいよね、悪が無ければ善が無いっていう。

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

大好きな中島らもさんのアル中小説。ひねくれた人っていうのは自意識過剰を押し殺そうとして自己評価を低く低くして自意識過剰に悩むっていう印象があるなあ、俺はその悪循環によくはまっちゃうし。人生において死ぬほど苦しいとか、もうどうしようもないねえ、っていうシーンはそんなにないと思うんだけど、思い込んでしまうことあるよね、そういう時って、お酒に走ってしまう事もあるんだろうなあ、俺は無かったけど。すごく辛いからお酒に溺れるっていうより、なんとなく辛いからお酒に溺れて自意識過剰のスパイラルになって開き直るんだろうかねえ。

こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫)

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やっぱり神戸人は大阪人のことが苦手なんだ、みんなそうなんだ、俺はそうなんだ。だって、神戸から大阪を見るとイラチだなって思うもん、それは大阪が発展したのは商売の街だからなんだなあ、生きるため・楽しむためには先ず喋ることから、だものなあ。そして、神戸には歴史が無い、うん、わかる、だからふわふわしてる。

感涙食堂―泣きながら読む!感動飲食店ガイド

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人に感動してもらうために仕事しよう!ってのは俺はちょっとおこがましいかなあって思っちゃうんだけど、人に喜んでもらおうって一生懸命考え抜いて頑張るときっと知らないうちに感動を産んでるんだろう、それに気付かないかもしれないけど、どこかで感謝したり感謝されたりしてるんだろう。それいいね、出来れば知りたいけど、知れなくてもいいや。

マンマ・ミーア! [DVD]

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みなさん情熱的に恋を楽しんでますか、そうですか、俺は全く情熱的な恋に興味を持てません。映画を見ると『激しい熱い愛だわ!素敵!』って思うんだけどね、実際にはのんびりとしか出来ないぜ。いや、情熱溢れる人を見てうらやましいとは思うんだけどね、自分の行動には反映されない。

・丘の上で10人以上の女の子だけのパーティーやってて、そこに男達が丘を登って乱入するシーンがあるんだけど、女の子が『きゃー!』って言いながら喜んでるんだよね、ああ、そういうの超良いって思った。海の近くの夜の性の匂いって超良いですよね。まあ、僕は全く興味無いですけど、鑑賞専門ですけど。